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商品紹介


船首編み込みフェンダー・船尾コーナー編み込みフェンダー


船首編み込みフェンダー・船尾編み込みコーナーフェンダー

船首や船尾のコーナーに取り付けする、編み込みフェンダーの紹介です。

自分の船に適した物を取り付ける必要がある為、弊社ではオーダーメイドで注文を承っております。

■船首編み込みフェンダー、船尾編み込みコーナーフェンダーのオーダーメイド方法

1. ロープの材質を選びましょう。

クレモナ or ポリロープ  ※写真はポリロープとなっております。


2. 色を決めましょう。

クレモナ ⇒ 白
ポリロープ ⇒ 白 or 緑


3. サイズを決めましょう。


(1) 赤矢印の一番太い部分の直径のサイズを決めましょう。
例. 180φ(mm) 等


船首編み込みフェンダー・船尾編み込みコーナーフェンダー

(2) 赤矢印の長さを決めましょう。
例. 1,000L(左500、右500) 等


船首編み込みフェンダー・船尾編み込みコーナーフェンダー

(3) 角度を指定しましょう。(船尾コーナーフェンダー)
例. 90° 等


4. 加工の指定をしましょう。

船首編み込みフェンダー・船尾編み込みコーナーフェンダー

(1) チェーン両端のみのタイプ(安価)…編み込みフェンダーのロープが使用していると徐々に伸びていく
(2) チェーン中通しタイプ(高価)…編み込みフェンダーのロープが伸びにくい

船酔い撃退!

船酔いと戦う


船酔いってつらいですよね…。
実は、私も、車、電車、新幹線、フェリーetc、ほとんどすべての乗り物で酔います。
もちろん、釣り船なんて乗って3分ぐらいで、あくびとゲップがではじめて、「やばいかも…」というかんじ。
アンカー打ったとたんに、気持ち悪くなり始めたりして…。
でも、釣りはしたい。出来れば、気分悪くならずに、楽しく釣りをしたいと願っています。

そんな人にとっておきの酔い止めアイテムが・・・!


 

【特集記事】 間違いだらけの船底塗料選び Ver.2.00

【特集記事】 間違いだらけの船底塗料選び 更新日 2018.05.10
正しい船底塗料選びから
塗り方によって性能に差が出ます
あなたなら、どの船底塗料を塗りますか?

どの船底塗料を塗りますか?

あなたは何を基準に船底塗料を決めていますか?

・ショップで薦められたから
・値段が安いから
・雑誌に広告が出ていたから
・マリーナのメカニックや業者さんに勧められた。
・塗っておけばいいだんだろうと自分で清掃している。
イメージ
こんな塗り方では、放っておけばあなたのボートの船底は大変なことになってしまいます。
え?半年に一度船底清掃しているから安い船底塗料で大丈夫?
エンジンオイルじゃないんだから、定期的にメンテナンスすればOKなんて物じゃないんですよっ!

船具屋として数多くの本船のドックに立ち会ってきた経験から言わせていただくと、

マリン業界には正しい船底塗料や船底塗装に関する知識の豊富な方が少なすぎるっ!
ついでに正しい船底塗料の知識を持ったオーナーさんも少なすぎるっ!!

ですので、ボートを傷めず・燃費良く・スピードの落ちない とっておきの情報をこっそりお教えしますね。

船底塗料の選び方

各社から色々な船底塗料が出ていますが、基本的には「水に溶けるタイプ」が主流です。後述するペラクリンのようなシリコンタイプも本船では実用化されています。 ※本船とは、19t以上の大型船のことをさします。

この「水に溶けるタイプ」には大きく分けて、

防汚成分が染み出し、その後スカスカになった塗膜が
  水流で削れる「自己消耗型」 (水和分解型と表記される事もあります)

海水の弱アルカリ成分に化学反応を起こして
  高分子ポリマーが分解していく「加水分解型」

の2種類があります。


イメージ

それぞれペンキの缶に、自己消耗型加水分解型と表記してあるので参考にして下さい。
各メーカーとも自己消耗型加水分解型という価格設定になっていますし、どちらかというと加水分解型の方が高級塗料という位置づけです。

自己消耗型には水に溶けていく過程でスカスカになった塗膜が均一に削れていかない為に、比較的塗膜表面が凸凹になり易く、そのためボートが奔るときに凸凹が抵抗になってしまい、スピードが落ちる・燃費が悪くなる・フジツボなどが付き易くなるなどのネガティブな要素があります。

ところが加水分解型は分子レベルでの塗膜の溶解が起こるために塗膜表面が凸凹になりにくく、いつまでもツルツルの塗膜が水に接するため抵抗になりにくいのです。
事実きちんと塗膜コントロールされた場合、完全に塗膜が溶け切ってしまう事もあり得ます。

製造技術的にも自己消耗型よりも加水分解型の方が新しく、各メーカーともこの技術において、しのぎを削っているので、新商品が出るのもほとんどの場合はこの加水分解型です。

Q:それじゃ、加水分解型のほうがいいの?

A:そのとおりです!

こうしてみると圧倒的に加水分解型が良さそうですが、弱点もあります。

まず大きな問題点としては、「淡水では全く溶けない」ということです。溶けないことには防汚成分が効果を発揮できないので藻などが付着してしまいます。(もっとも淡水ではフジツボなどは付着しないのですが)

次にボートが動いていない場合、防汚成分の溶出量が自己消耗型加水分解型となる点です。
頻繁にボートを動かさない場合は自己消耗型の方が汚れにくいのも事実です。もっとも超長期に渡ってボートを動かさない場合は加水分解型の方が汚れにくいです。
その理由は自己消耗型の場合、防汚成分が抜けてしまったスカスカの層(専門用語でスケルトン層といいます)の上にフジツボなどが付着してしまいますが、加水分解型場合はゆっくりとではありますが防汚成分が溶け出るからです。
表

ところで防汚成分とは一体なんでしょう?

防汚成分にも大きく分けて2種類あります。
亜酸化銅酸化亜鉛です。

現在主流は亜酸化銅を主成分とする銅アクリルタイプで、塗料の色が若干黒ずんだ色になるのが特徴です。
また喫水から少し上が黒変してしまい、ちょっとみすぼらしい色になります。これは成分の亜酸化銅が空気に触れて酸化してしまうからです。
この銅アクリルタイプはカキ・フジツボといった動物類に対して強い防汚効果を発揮します。

もう一方の酸化亜鉛を主成分戸する亜鉛アクリルタイプは、塗料の発色が良く明るい色目になります。
また、喫水から上の色の変化もほとんどなく、プレジャーボート向けといったところでしょうか。
この亜鉛アクリルタイプはスライム・アオサなどの植物類に比較的強く、フジツボなどの動物類には銅アクリルタイプより劣ります。


イメージ 
イメージ 
表 


どちらを使うかはオーナーさんの好みですが、注意しないといけないのはドライブ船やシャフト船のオーナーさんです。銅アクリルタイプをドライブやシャフト、プロペラ、トリムタブなどに塗ってしまった場合、電蝕で大変なことになります!
これは鉄やアルミの方が、銅よりも先に海水に溶けてしまうからで、下手をすると1シーズンでボロボロになってしまいます。(イオン化傾向が、鉄・アルミ>銅ということです。化学の授業で「貸そうかなまあ当てにすんな・・・・」と覚えたやつです)
船底塗料は銅アクリルタイプを塗っても大丈夫ですが、決してドライブやシャフトなどの金属部分に亜酸化銅タイプを塗ってはいけません。そういう金属部分には亜鉛アクリルタイプかプロペラ・ドライブ専用の塗料をお使い下さい。

塗り方によって性能に差が出ます

まずは、正しい船底塗料選びから
あなたなら、どの船底塗料を塗りますか?

「昔の塗料は性能が良かった」

以前は「有機錫」タイプなる物があったのですが、これは環境汚染がひどい為(具体的には生態系のメス化など)、メーカーが自主規制しており、現在手に入ることはありません。
漁師さんや昔からのボートオーナーさんがよく「昔の塗料は性能が良かった」というのは、この「有機錫」タイプを指しています。
発色も良く、電蝕も起こさず、年に1度のメンテで済んだ本当に良い塗料だったのですが。
イメージ

シリコン系の船底塗料

また、最近ではシリコン系の船底塗料も出てきています。
代表的な物は中国塗料の「ペラクリン」シリーズや日本ペイントマリンの「エコロシルク」などです。
これらの塗料は「溶け出す」タイプではなく「水や汚れをはじく」塗料です。特徴としては一度塗ったらずっと効果を発揮し続けることですが、塗装前に下地を鏡面加工しなくてはいけなかったり、密着性を良くするためにプライマーやバインダーを塗装しなければいけないこと、価格が高いこと、塗装が剥がれたときの補修が難しいことなどがあげられます。
また、プレジャーボート向けの商品が無く、「ペラクリン」はプロペラやドライブ専用、「エコロシルク」は本船用で未だデータが出そろっていないなど、まだまだこれからの商品だと思います。

船底塗料の少燃費化について

最近登場したのが、低炭素化社会を目指して省燃費を実現する省燃費型の船底塗料です。
現在本船向けに日本ペイントマリン社から"LF-Sea"という商品しか発売されていませんが、この商品の特徴は、加水分解型船底塗料をベースに、塗膜表面に親水性のヒドロゲル膜を形成して、塗膜表面にある微細な凸凹を滑らかにしてやることで、約4%の燃費向上を実現しています。
この商品は平成22年度の国土交通省の海上交通における低炭素化促進事業に係る補助金の対象商品となっております。
まだまだ価格も高く、本船向けしか販売されていませんが、ゆくゆくは船底塗料の主流になると思います。
せんぐ屋ではLF-Seaの販売を開始しました!

塗り方によって性能に差が出ます

「塗料は半製品」と言われるぐらい、塗り方によって性能に差が出てきます。

注意点としては

1.水洗いをしっかりと行い、乾燥も十分に。
2.フジツボの皿(付いた跡)をしっかり落とす。
3.古い塗膜は落とせるだけ落とす。
4.塗膜はなるべく厚く。シンナーで薄めない。
5.塗装の乾燥をしっかりする。

それぞれの項目についてくわしく述べてみます。

イメージ

ペイント1

水洗いをしっかりと行ってください。
これは船体に塩分が残っているとそこに水を呼んでしまって塗膜剥離の原因となります。
海水で洗うなど以ての外ですのでやめてくださいね。
また乾燥が不十分だと、塗膜と船体の間に空気の膜が出来てしまい、これも剥離の原因となります。

ペイント2

フジツボの皿が残っていると、その上に塗装してもそこが凸凹になってしまいます。
速度が出なくなるばかりか、その凸凹部分を足がかりに、フジツボが付着する原因となります。可能な限り落としてください。

ペイント3

古い塗膜は密着性が弱くなっていますので、その上に塗装しても、下の塗膜からの剥離は止められません。
出来る限り古い塗膜は落としてください。
もちろん、旧塗膜すべてを落とすことに越したことはありませんが、ものすごい手間と労力がかかります。
旧塗膜を剥がすのは、5~7年に一度で良いのではと考えます。

ペイント4

現在の船底塗料は、ほとんどが自己研磨型(溶けたり削れたりする)塗料です。
ですから防汚性能は、塗膜が十分に厚い状態でないと発揮されません。
どのメーカの船底塗料もハケ塗りで適正な膜厚になるように設計されています。

また、厚く塗ればそれだけ長く持ちます。
事実本船(貨物船やタンカー船など)では、厚塗りしてドックからドックまでの期間を2年や2年半にする船も出ています。

プレジャーボートは稼働率が低い(あまり動かない)ため、ドックインターバルを2年にすることは難しいですが、厚塗りすると長持ちすることに変わりはありません。

ペイント5

乾燥をしっかりとしないと剥離の原因になります。
塗膜は表面的に乾燥しているように見えても、中はまだ乾燥しきっていないことがあります。

このような状態で水に浮かべてしまうと逃げ場を失ったシンナー成分が水ぶくれ状に膨れてしまい、これがやがて剥離の原因となります。
最低でも5時間以上、できれば24時間以上の乾燥時間をみてほしいものです。

以上のことに留意して塗装すると、塗料の性能を100%発揮できると思います。
また、ハケ目が船の進行方向と平行になるように注意して塗れば、スピード低下を最小限に抑えることができます。
ローラー刷毛による塗装は手軽でよいのですが、船速をなるべく落としたくない方は手刷毛塗りエアレスによる塗装をオススメします。

あなたなら、どの船底塗料を塗りますか?

まずは、正しい船底塗料選びから
塗り方によって性能に差が出ます
加水分解型
銅アクリルタイプ

LFsea
プラドールZ 省燃費型 防汚塗料 LF-Sea
シリル・銅アクリル加水分解型船底塗料(ハイブリット型) 親水性ヒドロゲル(Water Trapping Technology)を組み込んで、塗膜表面の海水の流れを制御することで摩擦係数を減少させ、燃費向上・船速向上の効果を高めます。 平成22年、23年度 国土交通省 海上交通低炭素化促進事業費補助金の対象商品として登録されており、省燃費の性能は国のお墨付きです。 燃費向上と船速アップに貢献します。 ※使用状況によっては効果が出ないケースもあります。

加水分解型
銅アクリルタイプ

プラドールZ
プラドールZ 最高級シリル系 加水分解型 FRP船用 船底塗料 プラドールZ
プレジャーボート向けの最高級船底塗料です。
ニュープラドールの上位モデルとなります。NKMの特許、シリルポリマー型の樹脂を使っているため周りの遊動電流の影響を受けにくく、加水分解が均一に起こります。これはかつての有機錫型と同等の加水分解性能です。海域に左右されず、長期インターバルにも対応できる高性能塗料です。

加水分解型
銅アクリルタイプ

ニュープラドール
ニュープラドール 加水分解型 船底防汚塗料 ニュープラドール
プレジャーボート向け高級船底塗料です。
これを作っているメーカーのNKM(ニチユ関西マリン)はとても技術力の高い会社で、この塗料もかなりの好成績を残しています。
スタンダードな「亜酸化銅」タイプと色のきれいな「酸化亜鉛」タイプ(デラックス)の2種類があります。
塗料の伸びもよく、作業性も優れています。

加水分解型
銅アクリルタイプ

うなぎ一番
うなぎ一番 加水分解型 防汚塗料 うなぎ塗料一番
表面が鰻のようにヌルヌルとなり汚れが付かなくなることから名付けられた、漁船向け船底塗料です。プロの漁師が愛用するほど性能が良く、またどの海域でも安定した性能を発揮できるようにチューニングされています。色目は少々他の塗料に劣りますが、性能は折り紙つきです。

加水分解型
銅アクリルタイプ

うなぎ一番 レトロレッド
うなぎ一番 レトロレッド 加水分解型 防汚塗料 うなぎ塗料一番 レトロレッド
従来のうなぎシリーズより耐フジツボ性能を高めた商品です。 色は従来のレッドより暗くくすんでおり、どちらかと言うとブラウンです。 その分防汚性能が高められており、レッドからの塗り替えの方には大変ご好評いただいております。 元は本船向けのエコロフレックスSPC600がベースとなっていて、さすがの性能です。

加水分解型
亜鉛アクリルタイプ

うなぎ一番あざやか
うなぎ一番あざやか 加水分解型 船底防汚塗料 うなぎ一番あざやか
うなぎ塗料一番の発色をより良くした商品です。うなぎ塗料一番より、防汚性能は劣ります。ただしアルミ艇やドライブに塗装できます。

自己消耗方
銅アクリルタイプ

シージェット033
シージェット033 FRP船底用 防汚塗料 新規研磨型 シージェット033
中国塗料社製のプレジャーボート向け船底塗料です。
関東ではかなりのシェアを誇っています。実績という面においては最も安心感があるかもしれません。
自己消耗型塗料の中では1番の性能ではないでしょうか。

自己消耗方
銅アクリルタイプ
NEWボートガードエキストラ
NEWボートガードエキストラ 自己消耗型 船底防汚塗料 NEWボートガードエキストラ
インターナショナル社製のプレジャーボート向け船底塗料です。以前は日本ペイントが作っていましたが、現在は韓国のメーカーが作っています。
性能は前述のマリアートAFと同等の性能です。(以前は同じものだった)

加水分解型
銅アクリルタイプ
マリアートAF
マリアートAF 中小型ボート船底用 自己消耗型 防汚塗料 マリアートAF
日本ペイント社製のプレジャーボート向け船底塗料です。
自己消耗型の塗料であまり動かないボート向けです。
この種の塗料は塗り重ねていくたびに表面が凸凹してくるので5~7年に一度は船底塗装の剥離をしてやる必要があります。

加水分解型
銅アクリルタイプ

満帆

満帆 普及型 加水分解型 船底塗料 満帆
高級加水分解型のうなぎ塗料一番の廉価版。 防汚成分は同一ですが、加水分解反応がうなぎ塗料一番よりやや劣ります。 手軽に加水分解型の性能を試したい方にはうってつけの商品です。

自己消耗方
銅アクリルタイプ

順風

順風 水和分解型 船底塗料 順風
性能より価格を重視される方にオススメの塗料です。 年に2回以上、上架清掃される方にはこちらの塗料で十分です。 水和分解型ですので、塗重ねる度に凸凹が酷くなりますので、5年~7年で船底塗装の剥離の必要があります。 ラインナップにブラックあり。

加水分解型
銅アクリルタイプ
ふぐ
ふぐ 加水分解型 船底防汚塗料 ふぐ
せんぐ屋オリジナルの加水分解型船底防汚塗料です。 コストがかかる加水分解型の限界にチャレンジした塗料です。 環境に配慮したハイバリア内容器入り。

シリコン系

ペラクリンセット
ペラクリン ニューペラクリンPLUS ジュニア 金属防汚塗料
プロペラ用防汚塗料と言えばコレ! プロペラの高速回転でも剥離しない強付着力のプライマーと従来の防汚システム(防汚成分が溶け出す)とは全く違い、水をはじき海洋生物を付着させないという画期的な防汚システムです!

自己消耗方
白銅
マリアートX
マリアートX マリアートX 塗料液 ドライブ&プロペラ用塗料
合金スターンドラブレグ、スターンギア、トリムタブ、アウトドライブ、プロペラ等及びブートトップ(水線)用に特別設計された防汚塗料です。

ライフジャケットの選び方船酔いと戦う

命を守る!ライフジャケットの選び方

命を護る!ライフジャケットの選び方

この記事はライフジャケットの特集記事です。


● 命を守る!ライフジャケット選びの重要性


(財)日本海洋レジャー安全振興協会による平成15年度の海難事故調査によると、平成15年における釣り中の事故者225人のうち、ライフジャケットを着用していた者は56人(着用率25%)で、このうち死亡・行方不明者は13人、死亡率は23%であった。一方、ライフジャケットを着用していなかった者は169人であり、このうち死亡・行方不明者は81人、死亡率は48%で、ライフジャケット着用の効果が顕著に表れています。

また、海上保安庁の調査によりますと、平成13年における海難及び海中転落による死亡、行方不明者数は320人。船種別に見てみますと、一般船舶及び漁船が266人、プレジャーボート等が54人でした。

さらに平成9年~13年の海中転落者等のライフジャケット着用・未着用による生存率は、着用した場合83%未着用の場合33%の調べとなっています。

これを受けて国土交通省海事局は船舶職員及び小型船舶操縦者法を見直し、法改正を平成15年6月1日より施行しました。着用が義務付けられている場合は、

① 水上オートバイに乗船している場合
② 子児が小型船舶に乗船している場合
③ 小型漁船に1人で乗船して漁ろうに従事している場合


● ライフジャケットの種類


ライフジャケットには大きく分けて2つの種類があります。

◆ 固形式

浮力体として、発泡体(発泡ポリエチレン等)の固形物を使用しているもので、ガスを使用する膨張式と比べ構造がシンプルなのが特徴です。昔からあるタイプで、安価で最も普及しています。
形状は前部をジッパーで止めるチョッキタイプが多いですが、馬蹄型の肩掛けタイプもあります。
オーシャンC-2型
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こちらから




激安、格安ライフジャケット TK-30 [ 旧基準品 ] 販売終了



◆ 膨張式

浮力体として、炭酸ガスなどの気体を入れる気密された袋(浮き袋)を持つ構造で、展張していない状態では折りたたまれているために非常に軽量コンパクトです。水に濡れたことを感知して膨張する自動式と、手動策を引くことで膨張する手動式があります。作動すると内蔵されたガスボンベから気密された浮き袋へガスが充填され膨張する仕組みです。自動式と手動式の外観上の違いはほとんどありません。

また、空気注入バルブが付いていて、ガスが抜けたり、膨らみが足りないときは、息を吹き込んで補充できます。

形状は馬蹄型の肩掛けタイプと腰に巻くベルトタイプがポピュラーです。

自動膨張式ライフジャケット こちらから!
手動膨張式 ライフジャケット こちらから!
自動膨張式救命胴衣 WR-1腰巻タイプ自動膨張式 こちらから!
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ライフジャケットのサイズはフリーサイズのものが多く、付属のベルト等で調整します。


◆ 子供用

子供用のライフジャケットは体重別に数種類に分類され、お子様の体格に合うものを選んでいただけます。
出来れば、きちんと股紐と襟首の取っ手があるものを選んでください。お子様を引っ張りあげるときに取っ手が無いと引っ張り上げにくいですし、股紐が無いと引っ張り上げるときに脱げてしまいます。
子供用ライフジャケット 救命胴衣Jr-1S & Jr-1M


● 検査品を使いましょう!


釣具店などで国土交通省型式承認を受けていない(いわゆる無検品)ライフジャケットを見かけることがありますが、無検品のライフジャケットの中には十分な浮力を有しないものや、浮かんだときのバランスが悪いものがあります。

また、必要な装備(肩口の再帰反射材、子供用の場合襟首部分の取っ手股紐)が備わっていないものもあったりします。

救助が必要なとき、自分がどこにいるか知らせるための装備(再起反射材や笛)が付いていないと、助かるものも助からなくなります!

国土交通省型式承認品かどうかを見分ける方法は、ライフジャケット本体に承認品を示すマークがあるかどうかで見分けます。

 
写真の桜のマークがそれです。


● ライフジャケットのメンテナンス


固形式のライフジャケットは、基本的にメンテナンスフリーです。

肩口の再帰反射材の剥がれが無いか、ジッパーがちゃんと動くかどうか、笛がちゃんと付いているかを確認して、不具合があるようでしたら必要に応じて修理してください。汚れがある場合は中性洗剤で洗うことが出来ます。

膨張式ライフジャケットは、少々注意が必要です。
汚れや塩などの付着がひどい場合は真水で洗うことが出来ますが、必ずカートリッジを外してからにしましょう。

また、1年に1度は販売店を通してメーカーで点検(有償)を受けてください。ガスボンベの有効期限はありませんが、他の検査のあるガスボンベの有効期限が5年であることを考えると、やはり5年を目安に新品に交換することが望ましいと思います。

ガスボンベの外観が錆だらけになっている場合は、危険ですから交換をお勧めします。

せんぐ屋がマスコミに取り上げられました

ご掲載いただき誠にありがとうございます!
せんぐ屋がマスコミに取り上げていただいたものを取り集めました。

インターネットでは伝えきれない、せんぐ屋の魅力を多くの方に伝えていただきました。

【2009/07/08】広島ホームテレビ『HOME Jステーション』番組内、危ない街 ~これからの季節、海での事故に気をつけよう~ にて、ライフジャケット取扱店として、商品ごとの特徴について取材を受けました。

【2010/04/01】中国新聞夕刊「ショップ散策」コーナーにて、せんぐ屋を取り上げていただきました!(くわしくはこちら

膨張式救命胴衣(ライフジャケット)の手入れ方法

膨張式救命胴衣(ライフジャケット)の手入れ方法

☆日常のお手入れ

固く絞った濡れタオルで、全体を拭きます。

汚れが酷い箇所には中性洗剤をつけて拭きます。
汚れが落ちた後の中性洗剤はキレイに拭きとって下さい。
この時、作動索を誤って引っ張らないよう注意して下さい。


☆ひどく汚れてしまった時のお手入れ

ボンベ・スプール(作動装置)を外して洗います。(取り外し方、取り付け方は下記に記載しています)
洗剤で洗う時は中性洗剤を使用して下さい。
洗う時は、充気装置が水没しないよう注意すること。また、充気口にキャップがはまっていることを確認して下さい。
洗った後は洗剤成分を洗い流し、十分な時間陰干しして乾燥させて下さい。

●ボンベ・スプール(作動装置)の外し方
(必ず手順を守って下さい。誤って膨張させてしまうことがあります)

1.マジックテープ部分をはがして広げる。



2.ボンベを取り外す。


3.スプール(作動装置)を取り外す。
(手動膨張式にはスプールはありません)


●ボンベ・スプール(作動装置)の取り付け方

1.スプール(作動装置)を取り付ける。
(手動膨張式にはスプールはありません)



2.撃針が出ていないことを確認する。


3.ボンベを取り付ける。


4.マジックテープ部分をくっつけて終了。

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